バーチャル展示場に初めて出展する場合、どんな対応をすればいいのか分からない部分もあるかと思います。ここでは、バーチャル展示場の気になる疑問点を解消するために、よくあるFAQを集めてみましたので参考にしてみてください。
バーチャル展示場とは、パソコンやスマホなどで住宅展示場を見学できるサービスのこと。3DCG(VR)などで画面上にリアルな展示場の様子が映し出されるため、まるで実際に展示場内を歩いているかのような感覚でモデルハウス等を見学することができます。
ユーザーは、実際の住宅展示場まで足を運ぶことなく好きなときに内覧できるため、思い立った時に気軽に見学できるところも魅力のひとつ。出展企業は多くの人に自社のモデルハウスを知ってもらうことができるだけでなく、自社のHPやECサイトとリンクすることで新たな集客が見込めるマーケティング方法として注目されています。
バーチャル展示場は仮想空間で行われる展示会のため、従来の住宅展示会と異なるポイントがたくさんあります。むやみに開催しても思うような成果が上げられないこともあるため、出展するまでに気になる疑問は解消しておくことが肝心。
バーチャル展示場に出展する際に、どのような準備や心構えをしておけばいいのか確認しておきましょう。
バーチャル展示場に出展できたら、終わりというわけではありません。実は出展後のフォローアップがとても重要。
来場している顧客の分析や集客状況、反響などの情報を整理して見込み客となるデータを定期的に提供してくれるなど、バーチャル展示場の運営に長期的にサポートしてくれる業者に依頼することが大切です。
ゲームやエンタメ業界を中心に利用されていた3DCG(VR)技術ですが、現在は住宅業界にも活用されはじめ、バーチャル展示場によってモデルハウスを気軽に見学できるようになりました。
そこで、ハウスメーカーや工務店をはじめ、さまざまな企業が導入しているバーチャル展示場の事例を紹介。それぞれの展示場の特徴をまとめて掲載しているので、役立ててみてください。
ここでは、出展後にユーザーデータをはじめとする情報を取得できると公式サイトに明記されているバーチャル展示場を課題別に紹介します。
特徴
特徴
特徴
※選定条件
2023年5月18日Googleで「バーチャル展示場」「バーチャル住宅展示場」「VR展示場」「バーチャルモデルハウス」「メタバース住宅展示場」と検索して、バーチャル展示場のプラットフォームを提供している32社のうち、取得できるデータやレポートについて明記している会社は3社のみでした。それぞれの会社をマーケティングに関するサービスの特徴別に紹介します。
LIVRA WORLD:より精度の高いリアルタイムでのユーザーデータを取得できるという特徴から紹介(取得可能データ:顧客情報、各社掲載ページの行動ログ、VRモデルハウスの全体の行動ログ)
MY HOME MARKET:コンセプト考案などの住宅商品開発の支援など、出展前の相談にも対応しているという特徴から紹介(取得可能データ:全体のサイト動向、各社月次レポート)
工務店のメタバース住宅展示場:出展後の運用をすべて委託できるという特徴から紹介(取得可能データ:毎月の運用結果)
(※2023年7月編集チーム調査時点)