バーチャル展示場とは、近年注目を集めている住宅営業のひとつ。実在するモデルハウスをバーチャル空間に再現し、架空の世界でリアルに近い体験ができる住宅展示場のことです。
同じくオンライン上に構成された3次元の仮想空間を体験できるメタバース展示場というものがありますが、バーチャル展示場とは少し異なります。
メタバースとは仮想空間そのもののことで、異なる場所にいる複数人が集まって同時に参加できるイベントを体験できる空間や、現実のように交流できる環境のことを指しています。つまり、メタバースという空間を体験するために、3DCG（VR）という技術が用いられているということになります。
年々スピードを増していくITの発展によって、住宅営業の提案方法も多様化しています。バーチャル展示場は、3DCGなどを用いてオンライン上に住宅や設備などを精巧に再現。従来の総合住宅展示場と違い、ユーザーはいつでも好きな時に見学できるため、新たな集客方法として導入している企業が増えてきています。
ここ数年で住宅展示場のオンライン化が進み、展示方法も進化。バーチャルリアリティの空間で接客やイベント等を行うことが住宅業界でもスタンダードになりつつあります。
モデルハウスの展示をバーチャル展示場で行うことで、得られるメリットはたくさんあります。そこで、出展企業にどのような利益をもたらすのかを詳しく解説。バーチャルにすることで懸念される点についてもまとめています。
総合住宅展示場と比べて、バーチャル展示場はコスト面でどのような違いがあるのか調べてみました。バーチャル展示場に出展する際にかかるさまざまな費用も紹介しているので、出展料が気になる方はチェックしておくと安心です。
バーチャル展示場のプラットフォームは色々なものがあります。掲載方法も依頼する業者やモデルハウスの有無によって異なるので、出展する際にはどんなサービスがあるのか調べておくことが大切。おすすめのプラットフォームも紹介しているので必見です。
モデルハウスをバーチャル展示場に出展することで、住宅営業や集客などにおいて多くの効果が期待されています。ここでは、具体的にどんな効果があるのか紹介します。バーチャル展示場を検討中の方は参考にしてみてください。
バーチャル展示場は、これまでの住宅展示場と異なる点がいくつもあります。住宅展示場への出展を考えている企業は、2つの住宅展示場の特徴を理解しておくことが大事。成果に結びつきやすい住宅営業を展開していくために理解を深めておきましょう。
自社のモデルハウスや物件をプロモーションしていく方法はたくさんあります。昔から住宅販売において欠かせないツールとなっている不動産ポータルサイトとバーチャル展示場を比較すると、どのような違いがあるのかまとめて紹介しています。
バーチャル展示場と不動産ポータル
サイトの
違いについて詳しく見る
スマホのビデオ通話などのツールを使用して行うオンライン内見とバーチャル展示場の違いを一覧で解説。それぞれのツールを利用するメリット等を把握して、自社に適した住宅営業を提案できるように計画していきましょう。
バーチャル展示場とオンライン内見
（見学会）の
違いについて詳しく見る
アフターコロナにおいてもバーチャル住宅展示場はまだまだ活用可能。その方法を紹介しています。
メタバース上でバーチャル展示場を構築する場合、著作権法や商標法、特定商取引法といった様々な法律やルールに配慮して、他人の権利を侵害したりユーザーへ違法な勧誘を行ったりしないように注意しなければなりません。ここでは関連する法律についてまとめました。
3Dモデリング技術により、リアルな体験をデジタルで再現するバーチャル展示場。ユーザーファーストなデザイン設計をはじめ、さまざまな要素を取り入れることで、より多くのユーザーを集客可能です。ここではデザインのポイントをまとめています。
バーチャル展示場を導入・運営するにはコストが掛かります。ただし補助金を活用できれば、費用を押さえて導入可能です。ここではバーチャル展示場を運営するにあたり、活用できる補助金・助成金についてまとめました。
費用をかけてバーチャル展示場を導入しても、ユーザーが訪れなければ顧客獲得にはつながりません。デジタルマーケティング戦略を駆使してSNSを活用したりメルマガを配信したりすることで、ターゲット層に合わせたコンテンツの提供や見込み顧客の集客が可能です。
ここでは、出展後にユーザーデータをはじめとする情報を取得できると公式サイトに明記されているバーチャル展示場を課題別に紹介します。
特徴
特徴
特徴
※選定条件
2023年5月18日Googleで「バーチャル展示場」「バーチャル住宅展示場」「VR展示場」「バーチャルモデルハウス」「メタバース住宅展示場」と検索して、バーチャル展示場のプラットフォームを提供している32社のうち、取得できるデータやレポートについて明記している会社は3社のみでした。それぞれの会社をマーケティングに関するサービスの特徴別に紹介します。
LIVRA WORLD：より精度の高いリアルタイムでのユーザーデータを取得できるという特徴から紹介（取得可能データ：顧客情報、各社掲載ページの行動ログ、VRモデルハウスの全体の行動ログ）
MY HOME MARKET：コンセプト考案などの住宅商品開発の支援など、出展前の相談にも対応しているという特徴から紹介（取得可能データ：全体のサイト動向、各社月次レポート）
工務店のメタバース住宅展示場：出展後の運用をすべて委託できるという特徴から紹介（取得可能データ：毎月の運用結果）
（※2023年7月編集チーム調査時点）
