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バーチャル展示場とGoogleストリートビュー(インドアビュー)の違い

仕事でもプライベートでも、多く方々が様々な場面で利用しているGoogleストリートビュー(インドアビュー)。360度パノラマ画像を自由に操作できる点で、バーチャル展示場に似ているイメージもあります。

ここでは、バーチャル展示場とGoogleストリートビュー(インドアビュー)の違い、それぞれのメリットなどをまとめました。

Googleストリートビューとは

Googleストリートビューとは、道路に沿って撮影された360度パノラマ画像をGoogleマップ上に表示するサービス。画面をクリック・タップし、目的の方向へ画像を1歩ずつ移動させることができます。

同じ要領で、店舗やモデルハウスなどの建物の中へ360度パノラマ画像を移動させることも可能(画像がアップロードされていれば)。こちらのサービスをインドアビューと言います。
なお2023年現在、インドアビューはGoogleストリートビューのサービスの一環として統合されています。

それぞれのメリット

Googleストリートビュー(インドアビュー)とバーチャル展示場のメリットを比較してみましょう。

Googleストリートビュー(インドアビュー)

Googleストリートビュー(インドアビュー)の大きなメリットとされるのが、費用を抑えられること。Googleに月額費用を払って利用するのではなく、基本的に無料で利用できる点がGoogleストリートビュー(インドアビュー)の大きな魅力と言えるでしょう。

また、プロの業者に依頼せずとも、自分で撮影した360度パノラマ画像を自分で必要なページへアップロードすれば初期コストも抑えられます。アップロードは、慣れれば決して難しい作業ではないので、実際に自分でアップロードを行っている素人の方も少なくありません。

ちなみに自分で360度パノラマ画像を撮影するには専用のカメラが必要ですが、新品でも1台3万円前後から購入が可能。内装を変えた際など、頻繁に活躍する可能性のあるカメラと考えれば、1台3万円前後という価格は決して高くありません。

ほかにも、GoogleマップなどのGoogleサービスと連携できる点も、Googleストリートビュー(インドアビュー)の大きなメリットとなるでしょう。

バーチャル展示場

一見、Googleストリートビュー(インドアビュー)と似たイメージのあるバーチャル展示場ですが、何より大きな違いが、アップロードされた画像情報の離れた場所へワンアクションで移動できる点。Googleストリートビュー(インドアビュー)の場合、クリックやタップを通じて1歩1歩移動する必要があるため、目的の場所へ画像を移動させるためには時間や手間がかかることもあります。

一方でバーチャル展示会の場合、廊下の先の部屋や間取り図上の部屋をクリックすれば一発で目的の部屋へ画像が飛ぶため、閲覧者にストレスがありません。画面の中へ説明や間取り図を埋め込むことができる(表現の自由度が高い)点、VRゴーグルがあればさらに高い没入感を得られる点も、バーチャル展示場ならではのメリットと言えるでしょう。

また、そもそもGoogleストリートビュー(インドアビュー)はモデルハウス等が実在しなければ撮影自体できませんが、バーチャル展示場の場合、モデルハウスが実在しなくてもCGで代用が可能。仮にCGで代用すれば、モデルハウスの建設・維持に関わるコスト削減につながります。

バーチャル展示場とGoogleストリートビューの比較

バーチャル展示場とGoogleストリートビューのインドアビューは似ているようでいて、いくつかの重要な違いがあります。以下にそれぞれの特徴と違いをまとめます。

バーチャル展示場

Googleストリートビュー(インドアビュー)

主な違い

両者は、ユーザーにとって異なる体験を提供しますが、どちらもリモートで場所や内容を探索するための有効なツールです。

まとめ

コスト面だけで比較すれば、バーチャル展示場よりもGoogleストリートビューのほうが有利です。

ただし、もともと住宅展示場の目的は、少しでも多くの方々に住宅を体感してもらい販売へとつなげることにあります。仮にネット上でモデルハウスを公開するならば、単に360度の画像をアップするのではなく、少しでも来訪者へリアルに近い疑似体験を提供することが必要となるでしょう。

Googleストリートビュー(インドアビュー)の表現形式は、建物内の画像を順番に並べただけのものであり、建物の疑似体験をするには弱いと言わざるをえません。より表現力の高いバーチャル展示場こそが、来訪者に対して良質な体験を提供できる方法と考えるべきでしょう。

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